『子どもを叱ってばっかりだな…』
『今日もまた叱ってしまった。』
今回のテーマは、『子育てと潜在意識」。
過去の経験、特に幼少期頃の関わり方が、潜在意識に大きな影響を与えます。
『ダメダメ』言い過ぎると萎縮した子供になりやすいですし、『のびのび』育てれば創造性が豊かな子供になります。
『創造性や好奇心』は、子供にとって大きな資産ですからね。
『心や考え方』は、私のブログ・Twitter配信のコアになる部分です。
『のびのび』と『ダメダメ』両者を比較しながら解説していきます。
目次はこちら
潜在意識とは?
最初に、潜在意識について簡単に説明します。
潜在意識とは、「過去の経験などによって、無意識のうちに蓄積された価値観、習慣で自覚されていない意識のこと」を言います。
この潜在意識が、日ごろの私達の判断や行動の大半を決めています。
その割合は、潜在意識が8割・顕在意識が2割。
ほとんどが潜在意識と言うことです。
『3つ子の魂百までも』
こうした言葉がある様に、幼少期の経験は、人間の成長に大きな影響を与えるとされています。
一方の顕在意識は、「普段認識することができる意識のこと」です。
「表面意識」とも呼ばれ、論理的な思考・判断力などを指します。
すごい事は、潜在意識の影響力です。
そのパワーは、顕在意識の20,000倍以上と言われています。
ほとんど、潜在意識に引っ張られると言う事です。
次は、潜在意識がマイナスに働いてしまったお話です。
鎖につながれたゾウ
ゾウは、生まれた時から鎖に繋がれています。
そのゾウは、エサを沢山食べ、ドンドン大きくなります。
力もつき、鎖を切れるようになりましたが、ゾウはなかなか鎖を切ろうとしません。
そのゾウは、小さい頃から鎖に繋がれていた為、
「この鎖は切ることができないんだ」と思い込んでいるのです。
ゾウはその後、大人になっても、永遠に鎖を切ることはありませんでした。
小さい頃の環境が、大きく影響を与えているお話です。
小さい頃から、親から「ダメ!」などの否定的な言葉を受けた子供は、「できない」と言う認識が、強く脳の中にインプットされてしまいます。
その結果、『自分はダメな人間なんだ』『挑戦なんか無駄…』と自己肯定感が低い精神状態に陥ってしまいます…
先程のゾウの様に、鎖を切れる能力を持っていても、『自分では鎖は切れない』この様にブロックをかけてしまっているのです。
図で表すと、分かりやすいのでご覧ください。
本来、子どもにとって許されるべき選択肢が、親の『ダメ』の1言によって、1/3になっている事が分かります。
心理学的に、人間は許されたモノに対して固執・執着する傾向があるので、こうした子育て環境が慢性的になれば、何かに対して異様に拘る人格になる恐れがあります…
許された経験(固執)が、潜在意識に強く焼きついてしまうのです…
子どもは”のびのび” と
これを踏まえて、私は『どんな風に子どもを育てていきたいか?育ているか?』を紹介していきたいと思います。
結論:基本は”のびのび”育てて、やんちゃで大変な時もありますが、年齢と共に大事な事は収束していくのではないか?この様に考えています。
人間、幅広い思考パターンを持っていた方が、創造的で人生を楽しめると思います。
もう一度、図を見てみましょう。
オレンジ色の”のびのび環境”は、1つの欲求から次々と枝分かれが行われ、選択肢が増えている事が分かります。
選択肢は、子どもの考え方・経験とも捉える事が出来ますね!
一方のダメダメ環境は、選択肢が親から潰されているので、のびのび環境の1/3の状況となります。
今後の社会を自立して生きていけるのはどちらか?
勿論、『のびのび環境』ですね!
仮に課題に直面しても、選択肢が多ければ『自分の経験と思考で判断し解決する』ことが出来ると感じています ^^
まとめ
今回は、潜在意識を紹介しました。
過去の経験、特に幼少期頃の習慣や思い込みが、潜在意識に大きく影響を与えます。
「ダメダメ」言い過ぎると萎縮した子供になりやすいですし、「のびのび」育てれば、創造性が豊かな子になります。
今回の潜在意識の考え方は、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』で詳しく紹介されています。
この本は、後輩にあげましたが、読み直したくなり再購入した良書です。
目標実現に対する考え方も紹介されています ^^
「自分で鎖を切れる」
大人も子供も、成長を楽しむ。
そんな、人生を送っていきたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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