今回のテーマは、『信頼関係』。
信頼関係は、子育てや資産形成、仕事など、あるゆる物事の根幹を成す部分。
『家事や育児に、〇〇が協力してくれない』
ひょっとしたら、原因の1つに信頼関係が関係しているかもしれません。
私は医療福祉関係に勤務しており、様々な患者さんやご家族と関わります。
その視点も含めて解説をしていきますので、皆さんの日々の暮らしの参考になれれば幸いです。
【結論】
〜信頼関係を築くポイント〜
①本音を言う
②約束・時間を守る
③素早く行動
④ネガティブな言動を控える
目次はこちら
信頼関係のイメージ
『信頼関係』をインターネットで検索すると、以下の説明が出てきます。
信頼関係とは、お互いが安心した状態で頼りにしあえる関係。
時間をかけながら、お互いの関係性を積み上げていくと、信頼関係は深まる。
キレイで理想的な状態ですよね。
ここでのkey wordsは、
『お互い』と『積み上げる』です。
お互いと言う事は、相互にキャッチボールが行われる関係性。
レンガ作りの家で考えれば、『私がレンガを積むから、あなたも協力して積んでね。』
そんな感覚だと思います。
逆にトラブルで多いのが、1人でモクモクとレンガを積み(例:ワンオペ)、家の完成を目指すカタチです。
このような状態は、
『お互い』で『積み上げている』状態ではありませんよね
患者さんも、私達医療従事者が、色々アドバイスを行っても、行動や習慣を見つめ直してくれない方が一定数いられます。
経過をみていても、信頼関係は築きにくい事が多く、こうした方々は、再度同じような問題に直面しやすい事が特徴です。
では、どのような点を具体的に考えていけば良いのか、次の項目を見てみましょう。
4つのポイント
①本音を言う
本音とは、『本心の言葉・本当の気持ちの言葉』と定義されています。
・日々多いのが、会議で上司が◯◯言ったから、自分も◯◯と言う。
・プライベートにおいては、大多数が△△だから、自分も△△する。
もし、自分が違う意見を持っているのであれば、それはきちんと相手に伝えるべきかなと思います。
自分の為でもあるし、相手、チームの為でもあります。
【本音を言ってみよう】
・その仕事は、目的が分かりづらく、考え直しても良いと思います。
・子どものゲームを時間を減らせるように、一緒に〇〇してみない?
・自分達の老後、子ども達の為にも、お金の勉強をしてみない?
②約束・時間を守る
2番目は『約束』。
・仕事の時間に遅れない
・子どもとの約束
小さい約束から大きい約束まで様々あると思いますが、約束には大小関係はありません。
子どもの約束だから、ごまかして良いわけではありません。
そのような事を続けたら、子どもも約束は破っても良いものだと誤った学習をしてしまいます。
約束を守るためには、『自分自身のゆとり』も必要です。
③素早く行動する
3つ目は、『素早く行動する』です。
素早く行動することの意味は、
・課題や問題を頑張って解決します。
・あなたの事を大切にしています
▶️このようなメッセージが込められています。
対比して考えると分かりやすいです。
❎仕事をお願いしたのに、なかなか報告がない
❎お客さんから質問を受けたが、〇〇が分からず、説明出来なかった
調べず放置。
素早い行動は、時間を味方に出来るメリットもあります。
仮に間違っていても、修正ができるのでリスク回避にもつながりますよ。
④ネガディブ発言を控える
最後は、『ネガティブ発言は控える』こと。
言って悪い訳ではありませんが、言うのであれば相手をきちんと選ぶことが重要。
話しても良い相手とは、親友や家族。
職場の同僚は生産性にはつながらず、基本ネガディブな話題は時間を食います。
本来仕事は、サービスの質を高めたり、生産性を上げる場所。
職場や家庭環境においても良い環境とは言えず、聞いている側は心地良いモノではありません。
また、自分自身の言動にも、マイナスな影響(否定的)を与えますからね。
個人的には、最初からこうした話題には加わらない事がベストかなと思います。
子育てで考えた場合
まずは、日々のコミニケーションを中心とした関わり方、子供との信頼関係が重要です。
例えば、教育を進めたい為に、
『○○しないさい』
『こうした方がいい』
こうした声かけをしがちですが、まずは土台となる信頼関係が必要不可欠です。
信頼関係を築かないまま、声かけしても逆効果。
子どもの行動にも繋がらないでしょう…
まとめ
・今回のテーマは、『信頼関係』。
・信頼関係は、子育てや資産形成、職場の人間関係、あるゆる物事の根幹を成す部分。
※信頼関係は、ベストセラー『7つの習慣』でも取り上げられいます。
信頼関係は、軽視してはいけません。
築き上げるまでには時間がかかり、崩れるのは一瞬です。
気になった方は、是非書籍をご覧になって下さい^^
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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