『インデックス投資と高配当ETFは、今の投資トレンドだと思います』
『新NISAが拡充されるに当たり、成長投資枠の使い方も悩みますよね』
どちらが良い悪いでは無く、自分の価値観が重要。
私の結論は、『インデックス投資派』
成長投資枠もインデックス投資を買い増していく予定です。
数字や図解を使いながら、その理由を解説していきます。
この記事のポイント
✅ライフスタイルを考える機会となる
✅自分は、本当に分配金が必要なのか?を知れる
✅資産運用の効率
この記事を読むことで、インデックス投資と高配当ETF、どちらが自分にあっているのか?振り返る機会となります。
大切なのは、やっぱり『自分の価値観・生き方』です。
目次はこちら
分配金が必要か?
インデックス投資と高配当ETF、両者の大きな違いは『分配金が出るか?出ないか?』です。
自分に当てはめた場合、『分配金が欲しいのか?』
ここが焦点になってくると思います。
私の場合、仮に分配金を貰ったとしても、現在の支出と生活水準で満足しているので、再投資に回すと思います。
1つ何かを手に入れても、次の何かが目に留まってしまうのが資本主義社会です。
欲は、「もっともっと」の欲求で私達の心を満たす反面、依存性もある為コントロールする必要があります。
自分が満足するラインを認識することが大切です。
ユダヤ哲学でも『足るを知る』の事の重要性が述べられています。
その一方で、ライフステージによっては、”今”使えるお金を増やしたい方もいると思います。
【高配当ETFも候補に上がる方】
✅未来も大事だが、今も大事
✅配当金を受け取り、投資を実感したい
✅将来の取り崩しが、機会的で楽
自分は今、ライフステージのどこにいて、どういう価値観を持っているのか?
ここを知ることが大切になってきます。
私の目的
私のインデックス投資のイメージを図解化しました。
私は30代半ば、夫婦共働きで、子どもは2人。
資産運用の目的は、引退後の生活費のカバーです。
年金収入だけでは、カバー仕切れない事が予想されるので、不足分の補填に投資資金を取り崩していくイメージです。
別途として引退後は、
✅住宅のリフォーム
✅余剰資金による心の安定
✅子・孫へのプレゼント代 など
こうした事も考えています ^^
資産形成の方法は、王道ですが『定額で積立て・定率で取り崩す』予定です。
ボーナスは使わなければ、その都度スポット購入で追加購入しています。
私は、現役時収入(青)と引退後の収入(肌色)の差をなるべく平坦にしたいと考えています。
人間、生活水準を変えるのは苦手ですからね。
また、母の言葉で印象に残るのがこちら
『老後、お金が無い人間は、誰からも相手にされない』
母は自営を手伝い、様々なお客さんを見てきました。
✅自己破産した経営者
✅メチャクチャになっていった家庭
仮に、使い道が無くても、ある程度資産を持っておく事で『心の安定』が得られる事が出来ます。
老後の資産運用については、こちらのブログも参考になるので良ければご覧ください。
マクロ経済スライドを含めて解説してあるので、老後の費用と投資に必要な資金がイメージ出来ると思います ^^
運用効率
2点目は『運用効率』です。
以下の図は、楽天証券の2重課税についての解説です。
(出典:楽天証券 投資信託等に係る二重課税調整について)
SPYD・VYM・HDVなど人気所の高配当ETFは、分配金に対して20〜30%程の税金が発生します。
確定申告の外国税額控除で一部は戻ってはきますが、インデックス投資の分配金再投資の方が運用効率は良いです。
外国税額控除の為に、確定申告を行うのは手間ですし、そもそも分配金自体に興味があまりないので、インデックス投資の結論に至っています。
何に負けてしまうのか?続けるためにはシンプルに
成長投資枠の上限は、年間240万円・個別銘柄の選定も行えます。
選択肢の幅が広がるので、判断に悩みますよね。
投資に興味が無く、資産運用を行いたい方は『チャーリズ・エリスの言葉』が腑に落ちると思います。
アマチャアは相手に負けるのではなく、自分のミスで自滅することが多い。
淡々とボールを返し、相手のミスを待つのが最良の戦略だ。
〜チャールズ・エリスの言葉『敗者のゲーム 第8版』〜
投資も同様。市場に勝とうとしない事が1番良い方法です。
投資初心者であれば、尚更です。
インデックス・ファンドを買って所有し続け、経済成長からの恩恵を受け取る事が投資の成功法だと考えます。
【ベンチマークを上回るファンドの比率】
✅1年 :40%
✅10年:20%
✅15年:10%
(出典:敗者のゲーム)
結論:長期にわたり市場を上回るファンドはほとんどいません。
私も、市場に勝てると思い、FXではデイトレード等を行いとても痛い目を追いました…
低コストで非課税の『つみたて投資枠』の商品を買い増し、複利を活かし長期でホールドする。
シンプルで合理的な判断だと考えます。
まとめ
・投資トレンドである、高配当ETF・インデックス投資を解説しました
・私は、インデックス投資派。理由は3点
・1つ目:そもそも配当金が不要
・2つ目:分配金再投資の方が資産運用効率が良い
・3つ目:長期で銘柄選定や売買タイミングを考えて、成果を出し続ける事は難しい
・この様に考えています ^^
・購入ファンドは、全世界や全米のインデックス・ファンンドですね!
忙しい子育て世帯の資産形成の参考になれば幸いです。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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