こんにちは、アランです。
お金は、貯めることも大切ですが、貯まった資産を守る感覚も大切です。
守る感覚としては、外的な要因と内的な要因の2つで分けて考えます。
外的な要因は、今回紹介する銀行マンからの勧誘。
内的な要因の根本は、人間の欲です。
私の2つの体験談を基に紹介していきます。
どちらとも一つの経験が、今の資産形成に繋がった内容です。
目次はこちら
FXの失敗 20代の経験
私が25歳。働き始めて5年程が経ち、仕事に少し余裕が出始めた頃でした。
友人と興味本位で、FXを開始。
FXとは、外国為替証拠金取引。
お金を業者に預託し、通貨を買ったり売ったりしたときに発生する差額によって利益を得る取引。
根拠の無い判断でポジンションに入り、チャートを小まめにチェック…
一度マイナスが出ると、損失分の金額を取り返そうと、再度ポジションに入っていました。
理性を失っているので、当然利益など出るはずもありません。
最終的には、新興国の通貨を選択し、値動きの大きさに強制退場させられました。
結果は、約3ヶ月で私は10万円を損失。
友人は自動入金、自動買い付けまで手を出してしまい、損失額は、200万まで膨らんでしまいました。
典型的な、投機を行い失敗をしてしまったパターンです…
経済的な面だけでなく、メンタル的も落ち着かなかった日々を過ごしていた様に思います。
仕事中や運転中は、為替が気になり、空き時間があれば、チャートの確認、損切りなどを行っていました。
失った資金を取り戻す為、ファミリーレストランにパソコンと参考書を持ち込み、友人と意見交換、チャートの分析をしたりしていました。
今思うと、読むことが難しい為替相場を必死に追いかけていたよう感じます。
その時の精神的不安定さは、大きなデメリットでした。
10万円を失ってしまいましたが、あの時の経験が今の資産を守る事に繋がっているように感じます。
「不確実なモノ・価値が無いモノには手を出さない」ことを教えてくれました。
また、投資は人間の欲やメンタルのコントロールが重要な事もこの経験から学ぶことが出来ました。
銀行マンからの勧誘
今度は、銀行営業マンから勧誘の話を受けた話。
外的な要因のお話です。
私が20代後半、銀行の預金残高が数百万を貯まった頃です。
銀行に行くたびに、窓口の方から、商品の購入の誘いを受けた事があります。
以前から投資の勉強はしていたので、銀行や保険の窓口では、商品は買わない方がいいことは知っていました。
少しだけ話を聞いて欲しいと言うので、話を聞きましたが、ファンドの信託報酬は1%以上、中身も複雑な内容でした。
嫁さんも違う銀行でしたが、面白いことに違う銀行の窓口の方から、投資信託の勧誘を受けたそうです。
私自身が勉強していた内容(経済や投資の情報)を妻へ伝えていたので、妻も自分の力で銀行の勧誘から避けることが出来ました。
その伝え方も『答え』よりも『問題解決できる力』が大事なんだなと改めて感じました。
欲との向き合い方
最後は視点を変え内面的なお話。
最後は、人間の欲を考えていきたいと思います。
欲は、人間の生活を豊かにし、心を幸せにする力を持っていると思います。
上手くコントロールできるかが鍵となります。
欲を考える上で大切なのは2つ。
①足るを知ること
②身の丈にあった生活を送ること
一般的に幸せとは、「こうなれば、幸せになれる」こうしたイメージを持ちやすいです。
・大人になれば、好きな物が買える
・好きな物が手に入れば、彼氏彼女が欲しくなる
・家庭を持てば、自分の時間が欲しくなる
・出世すれば、お金がもっと欲しくなる
しかし、こうした考えを持っている以上は、なかなか「欲のサイクル」から逃れることは出来ません。
理由は、社会が欲で満ち溢れているからです。
1つ何かを手に入れても、次の何かが目に留まってしまうのが資本主義社会です。
欲とは、「もっともっと」の欲求で、私達の心を満たす反面、依存性がある為、欲に流されてしまうと、支出は増えてしまいます。
借金などをしてしまうケースも少なくはありません。
自分の価値観と優先順位を考え、自分の良しとする所(足るを知る)を持っておく必要があります。
・家計簿をつける
・黒字家計を習慣化
・貯蓄率は○○%
身の丈にあった生活を送りながら、教育など必要な所には支出していく、こうしたバランス感覚が重要になります。
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まとめ
・今日は外的、内的要因の2つに分け解説を行いました。
・外的な要因は、FXと銀行の営業マン。
・内的な要因は、日々の私たちの欲望です。
・情報と欲を上手くコントロールし、自分の資産を築いていきましょう^^
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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