2024年 経済トレンドと対策作り

経済的ゆとり

今年の日本経済の焦点は「物価以上の賃金上昇

アラン先生
アラン先生

つまり、「経済の好循環」が生まれるかどうか。

2024年の春闘以降も「持続的に賃上げが続くのか」がポイント。

今回もサクッと見ていきましょう。

焦点はどこか?

仮に、賃上げが物価上昇に追いつかなければ消費は冷え込み、景気は失速しかねず、デフレ経済からの脱却は難しくなります(下図:グレー)。

国は一時的な所得減税を対策として考えていますが、経済の好循環に繋がるのかは不透明。

私達国民の給料が実感的に上がり続けない限り、現在の円安・コストプッシュ型インフレの構図は続く可能性があります。

(出典:総務省 2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)11月分)

2024年1月現在、消費者物価指数は鈍化傾向にありますが、2020年比で見れば高い水準。

政府からガソリン等の補助も出ている点を忘れてはなりません。

2024年の消費者物価上昇率に関しては、経済専門家予想で2〜3%

この数字を上回る賃上げが持続的に行われるか?が課題。

因に、私の昨年度の昇給率は0.9%…

アラン先生
アラン先生

対策なしでは、資産はインフレ・円安に負けてしまいます。

日本、社会全体の流れはどうなのか…

厚生労働省が公表した実質賃金は19カ月連続のマイナス

下記のグラフ推移は、期間をもう少し伸ばした平成2年から令和3年までのデータ。

長期・短期的にも使えるお金(青:実質賃金)は、減少している事が読み取れます

賃金が長期的に伸びていないのが、日本の現状だと言う事です。

30年続いた国民・経営者のデフレマインドを転換するには、もう少し時間がかかるのかもしれません…

 

また、日本の食品やエネルギーは諸外国からの輸入に頼っています。

世界各地で起こる紛争は出口が見えず、原油や穀物の相場価格も不安定感が残ります。

日本の経済力が強ければ良いのですが、23年の日本 GDPはドイツに抜かれ3位→4位へと転落。

半導体、脱炭素などの成長分野は、グローバル的に競争から出遅れ、日本の経済力は1980年代の様な実力はなくなっているのかもしれません。

2024年 日本経済の焦点

①賃金と物価の動向

②日本と世界の金融政策

③世界紛争の影響

どうすれば良いのか?

アラン先生
アラン先生

暗い流れになったので、最後は明るい話題、解決策を紹介にして終わりにしたいと思います。

必要な流れはこちら👇

家計簿をつけ、現状の収支を知る

②支出枠が大きくなりやすい固定費(住宅>車>保険>通信・光熱)を見直し

毎月の貯蓄率を算出(子育て一般世帯の目安:10〜20%

④人生3大支出の教育・老後費用を計画

⑤余剰資金は、新NISA・iDeCoを活用し、株式等の資産を買っていく

アラン先生
アラン先生

私もコツコツ15年、まずは貯蓄習慣作りを心がけ、資産8桁を築き上げる事が出来ました。

貯蓄の土台が出来れば、イレギュラーで起こる変動費も気にならなくなりますよ😊

多くの方が気にされている”老後費用”については、こちらのブログも参考になります👇

【焦らなくても大丈夫】新NISAの入金額を再確認

オススメ書籍



最後まで読んで頂き、ありがとうございました🙏

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