今回は、2回目となる米国債の購入記録。
運用目的は、インフレ・円安対策です。
イメージは長期投資では無く、出口を決めより堅実に運用するイメージ。
お話の前提として、家の子供は8歳と5歳。
2人の教育費は、現金でストックしていましたが、現金のまま10年眠らせておくのも、リスクなので準備金の一部を運用に回す事にしました。
リスクの背景は、以下のポスト👇
☑️ドルベース
グラフは通貨の総合力を示す
日本の実質実効為替レート特徴は、1990年・2013年以降
右肩下がりがトレンドである点自国通貨が安くなり
諸外国の物価が上がっているので
購買力は引き下がっています円ベースで考えると
このまま茹でガエルになるので
ドルベースで考えることが大事💡 pic.twitter.com/z9mUlVrNtB— アラン@子育て&資産運用 (@alain_life60) October 24, 2023
ポストから言えることは、”円の力が弱まり、預金リスクもある”と言う事。
1回目の購入の振り返りもしながら、サクッと見ていきましょう。
目次はこちら
1回目の購入目的:投資経験
初めて米国債を購入したのは2023年7月。
利回り4%、償還期間20年の米国ゼロクーポン債を購入。
1回目の購入目的は、
①債券投資の経験
②景気後退に伴う債券価格の上昇 → 暴落した株式を購入
金利と債券価格の関係性を知りたい方は、下記のブログをご覧になって下さい👇
1回目の購入タイミングは、赤線の利回り4%の水準。
購入した長期(20年)米国債は、景気後退が深ければ深い程、値上がり益が期待出来ます。
目的でも紹介した様に、債券価格が値上がりしたら売却し下落した株式に乗り換え。
景気後退が訪れなければ、そのままホールド。
リスク資産の4%程の運用なので、どちらに転んでも良いと思っています。
この因果関係は、やっぱり『経験しないと分からない』と思い決断しました。
1回目の経験が、2回目の投資経験に活きています。
2回目の購入を見ていきましょう。
今回の目的:インフレ対策
購入したタイミングは、1回目の購入から1%上昇した5%のタイミング。
4%超えの高い利回りは16年ぶりの水準です。
米国社債では、利回り6〜8%のものも見られます。
預貯金のままでは何も生み出さない所か、インフレと円安で負けてしまいます…
利回り5%は、元本500万円とした場合、税引後で年間20万円の利息を生み出してくれます。
これが7年の合計となれば、140万円。
塾や習い事、将来の教育費の補填に、
使い道がなければ新NISAの種銭にあてるのもアリです。
私の場合、資産75%のインフレリスクは軽視できません…
30年期間のインフレ率を確認してみましょう。
ポイントは給料(オレンジ)の上昇以上に、物価(グレー)が上昇している点。
つまり、私達が実際に使えるお金(実質賃金)は引き下がっていると言う事。
忘れてはならないのが、教育費も少子化に伴いインフレ化している点です。
数字は割愛しますが、政府は教育費について対策をたてる予定はありません。
なので、自分達で準備していかなければならないと言う事になります。
因みに、私今年度の昇級率は0.9%(悲)
対策無しでは、PL/BSが崩れてしまいます…
次は対策の1つを見ていきます。
検討を行なったのは、青色の非リスク資産。中身はほぼ現金です。
この非リスク資産をどの様に運用したのかがこちら👇
(非リスク資産75%=100%としています)
【米国社債を選んだ理由】
①計画性高い → 教育費準備との相性が良い(短中期の運用に最適)
②元本保証(為替・発行体倒産リスクあり)
③5%を超える利回り(Moody’s・S&P;格付けA〜を選択)
5%程の利回りをロックしながら、償還日を向かえるタイミングが重ならないように分散的に購入しました。
償還日をズラして購入すれば、再度運用したい時も購入時期をズラす事が出来ます。
債券ETFは、償還と言う概念が無い為、売り時に悩むと考え除外しました。
因みに株式と言う選択肢もありますが…
上記は、ジェレミー・シーゲルの『株式投資』より引用。
当初は、株式運用も検討しましたが、出口が決まっている教育費をマイナスリスク(うちで言えば10年運用でも-4.1%のリスク)にさらす事はしたくはありません…
”元本保証・償還期間・インフレ以上の利回り”総合的に考え、米国生債券が適切と考えました。
参考書籍2冊
世界一安全な米ドル投資の教科書/能登清文
今回、紹介した米国債券投資は、CFP資格を持つ能登清文さんの書籍を参考にしています。
米ドル資産を持つ意味、ラダー式運用、社債に対する考え方など、事例を通して分かりやすく解説されています。
堅実な米国債券に興味がある方は、一度ご覧になって下さい ^^
元証券マンが教える利回り18.5%を実現する米国債投資/ようへい
今回ブログで紹介した、”金利上昇時の長期債の売買タイミング”は、ようへいさんの書籍を参考にしてします👇
『PLで収入と支出、BSで資産・負債を見える化』する基本的な考え方も知る事が出来ます。
チャンネル登録者10万人超の「元証券マン」YouTuberの初著書。
気になった方は、是非チェックして見て下さい。
まとめ
・今回、インフレ・円安対策を目的に米国債券を購入しました
・日本GDP引き下げ、人口減少、通貨安
・預金100%もリスクある時代に入ってきています
・今回の記事を通して、”資産を流す感覚”の参考になれば幸いです
・時代に負けない、家計管理と資産運用を行なっていきましょう ^^
最後まで、読んで頂きありがとうございました。
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