子育て世帯に知って欲しい経済データ【対策編】

経済的ゆとり

『SNSを眺めていると、投資に関する情報が次々と流れてくる…』

アラン先生
アラン先生

確かに投資は、資産形成に置いて必要となる『手段』です。

 

しかし、投資は資産形成の手段の一部にしか過ぎず、全体を成すモノではありません。

この記事のポイント
✅資産と負債を知る
✅お金の流れを知る
✅資産への流れを太くする

この記事を読むことで、資産形成の本質を理解する事が出来ます。

物価高が進む現在、家計のお金の流れを良くし、心地良く過ごせるようにしていきましょう ^^

前回の『経済データ編』をご覧になっていない方は、こちらをご覧ください。
『子育て世帯に知って欲しい経済データ3選』

今回も、図を使ってコンパクトにまとめたました。

それでは、見てきましょう。

目次はこちら

お金を増やしたければ、お金について勉強しなければならない

お金が、なかなか貯まらない要因の一つに、『お金に対する考え方』があります。

2022年以前は、金融教育を義務教育で教わる機会はありませんでした。

私自身も、ほとんど知識が無いまま社会人になり、家庭を持ちました。

ある調査では、親から金融教育を教わる機会が無かった方は、6割と言ったデータがあります。

このような状態で、『お金を増やしたい』と思っても、なかなか成果には結びにくいのが現実だと思います。

ルールを知らないまま、大切な試合に戦っている感覚かもしれません…

アラン先生
アラン先生

大切なルール3つを紹介していきます。

参考書籍は『ロバート キヨサキ;金持ち父さん貧乏父さん』

ルール1『資産と負債』を知る

金持ちは、資産を手に入れる

× 中流以下の人達は、負債を手に入れ資産だと思い込む

大切なのは、資産と負債の違いを知り、資産を買わなけれならないと言うこと。

この原則は、簡単な様で簡単ではありません。

私の周りでも、贅沢品・高級品を資産と思い込む一方、毎月の収支では、苦労している人達を見かけます。

上図の様に、経済的に豊かになれる人は、長期的な視点で『お金の流れ』を作ります。

お金を産んでくれる『資産』に投資を行います。

資産とは、具体的に何なのか?深掘りしていきます。

ルール2 両者の『違い』を知る

資産は、収入の枠にお金を入れてくれる
(株・債券・不動産・ビジネスなど)

× 負債は、収入の枠からお金をとっていく
(住宅や自動車ローン、クレジットカードなど)

アラン先生
アラン先生

資産と負債の違いが分からないと、負の循環に陥ります。

 

🆖ゆとりが無くなり、ストレスがたまる

🆖ストレスを発散する為に、余計なお金を使う

🆖負債がさらに大きくなり、『負の循環』に陥る

 

両者の違いをきちんと認識し、資産の流れを作れる様にしていけると良いです!

 ルール3 価値観を考え、足るを知る 

✅自分の価値観を知る

✅『必要・不必要』が見えてくる

✅優先順位が高いモノ・コトには支出を許す

✅生活の満足度は下がらない

自分の価値観を知ることは、とても大切です。

自分が自分自身を知らないと、他人や情報などに流されます。

アラン先生
アラン先生

人生のハンドルを握れていない状態かもしれません。

他人にアクセルを踏まれては面白くないですからね!

自分を知ることで、必要・不必要が分かってきます。

優先順位の低いをモノを省けば、生活の満足度は下げずに、『お金と時間』を必要な所に集中させることが可能です。

目標の考え方は今回省略しますが、目標は生きる上で大切です。

理由は、設定する事で、『進むべき道』が見えてくるからです。

特に、資産形成の様な、『お金を増やしたい!』

こうした漠然とした願望は、具体的な内容に落とし込めるかが鍵となります。

アラン先生
アラン先生

その鍵は2つです。

『①貯蓄率』と『②生活防衛資金

掘り下げてみてきましょう。

貯蓄率
貯蓄率は、「貯蓄額÷可処分所得(手取り収入)×100」。

月の手取りが20万円、貯蓄額が2万円の場合、貯蓄額は10%と言う計算になります。

10%は、バビロンの大富豪でも勧められている指標です。

伝説の投資家・億万長者として知られる本多静六さんは、『月の給料の1/4(25%)貯蓄せよ』。

こう述べています。

妻子持ちの世帯で、推奨されているのは10〜20%とされています。

私も自分の目標設定に『貯蓄率』を活用し、毎月と年間の推移を確認しています。

以下のグラフは、年間の貯蓄率と資産額の推移です(2016年=100)。


目標を定量化する事で『進むべき道』に進めているか確認する事が出来ます。

数値しているので効果判定も行え、目標達成が難しければ軌道修正も可能です。

アラン先生
アラン先生

家計のお金の流れを確認していないと、税や社会保障費の増加、物価高に家計が負けてしまいますからね。

②生活防衛資金
貯蓄率を設定し、ある程度の期間、継続していくと余剰資金が貯まってきます。

後述しますが、この余剰資金を作れるかで投資の継続力が変わってきます。

投資を行う上では、数十年に1度の暴落は避ける事は出来ず、リスク(振れ幅)に対してメンタルが持ち堪えられるかが重要となってきます。

2022年の米国の株式相場は、年初来から−20%程の下落。

私の証券口座内の資産もマイナスになりましたが、生活防衛資金(生活費+子供の教育費)がある事によって、投資は不安なく続ける事が出来ています。

アラン先生
アラン先生

①貯蓄率と②生活防衛資金は、各家庭の状況や目的が異なる為、きっと『正解』が無い所だと思います。

 

『心地よい目標』をご夫婦で話し合って貰えたらなと思っています。

対策

ストーリーをイメージ、流れを変えられるか?

下図は、平均的な家計の流れのイメージです。

流れ①:収入から、税金や社会保険料が引かれ

流れ②:手元のお金から、毎月の保険料やローン返済、生活費が引かれ

流れ③:残りが、貯蓄となり、資産枠へと流れます

保険料やローン返済、生活の無駄使いが多いと負債の枠は大きくなり、なかなかお金が貯まらない流れとなります…

アラン先生
アラン先生

我が家は、マイホームの購入に対して強い願望は無かったので、同居生活を行い流れ②(ローン返済)を減らしました。

資産への流れを大きくする

『支出と負債』の枠を最適化したら、『収入を増やしてくれる資産』を手に入れて行きます。

最初に述べた、ルール①ですね!

お金を増やす方法は様々ありますが、リスクを中心に考えます。

結論として、投資信託がリスクが低く、投資初心者にはオススメです。

よりリスクを下げたければ、自分のポートフォリオに、何割か国債を組み込む事もありですね。

良く、FXや仮想通貨を広告などで見かけますが、FXはリスクが高く私自身も失敗した経験があります。

詳細が気になる方は、こちらのブログを参照して下さい。

【守る編】FXの失敗と銀行マンから防衛

ETFや個別株は、銘柄選定や売買タイミングを考える事もあるので、中級者以上向け。

私は、普段子育てや家事を行っており、投資自体にはそこまで時間を取られたくないので、投資信託を中心に運用を行っています。

忙しい子育て世帯は、『現金&投資信託』の組み合わせが楽だと思います。

赤の囲みをもう少し掘り下げると、以下の様になります。

貯金は、リスクも少なければ、リターンも得られにくいです。

物価高の時代、低金利の銀行口座に預けていけば、資産はインフレ負けしてしまいます。

海外株式は、色々なインフルエンサーが言われるように、全世界株式米国株式の運用をオススメします。

我が家も、超長期でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を運用中です

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」でも圧倒的な支持を受けて1位を獲得しています。

オススメ書籍

今回、紹介した『資産と負債』『お金の流れ』は、こちらのロバート・キヨサキさんが書かれた『金持ち父さん貧乏父さん』が参考になります。

フォロワーさんからも、『考え方が一変した』と、ご意見を頂いた1冊です。

投資信託のファイナルアンサーは、ある程度答えが出ています。

先程紹介した、『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』ですね。

理由は、インデックス投資家2人が書かれた、『ほったらかし投資術』で解説されています。

まだ読まれていない方は、オススメなので是非ご覧になって下さい ^^

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口座をまだ持ちでない方は、是非ご検討をして頂けたらなと思います ^^

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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